ついに目がやられてコンタクトできず、会社にいけないので平日だけど更新。
8/28
ようやくノートを購入。昨日までは、テキトーな紙の裏に書いてた。9:00ごろ起きて、ホテルで朝食。まあ、一般的な朝食。でも、すごい開放的な空間に加え、ホテルのスタッフがいいやつらで朝から楽しい。ホテルの中庭(となりの建物はフツーに人々が暮らしてて、中庭からシャワー浴びてる姿が見えたりする)で快晴なのを確認して外へ。
昨日夜中に歩いた広場を抜けて、まずはピカソ美術館へ。そう、ここバルセロナは芸術家が多く生まれた地。まずは一人目として、ピカソ。美術館までは旧市街の街並みを抜けていく。入り組んだ街並みは迷路みたいで歩いているだけでテンションが上がってくる。ガウディ建築のグエル邸を越えてピカソ美術館に到着。途中、ロマ(ジプシー)の子供を見かける。観光客にちょっかい出しながら駆け抜けていく姿がたくましい。
ピカソはすごいね。忠実に書いたものがどんどんイカレていくw見てて面白かった。美術館、普段日本では全然行かないけど、こうしてぼーっと作品を眺める時間ってゆーのもいいかもしれない。
ピカソのあとは、メトロでサグラダファミリアへ。10回パスを購入して改札を抜ける。つーか、こっちの公共交通機関、どれもキレイでかっこいいデザイン。バリアフリーもしっかりされてるし、どこまで行っても単一料金。10回パスも何にでも使える。チリのサンチアゴともちょっと似てるかも。
で、着きましたぜ、サグラダファミリア。ガウディはやっぱ天才だ。スペイン人もアメリカ人もヨーロッパ人もアジア人も、みんなでサグラダファミリアを見上げる。雲ひとつない青空とカラっとしたバルセロナの空気に包まれて圧倒的な存在感。ずっと見上げてても飽きない。
中(といっても工事中で完成された姿はまだ想像できないけど)に入ってもみんなで天井を見上げる。教会とはやっぱり思えない空間は、外とはまた違うイメージを与えてくれる。でもやっぱり外の姿がいい。塀に寝転がってタバコを吸いながらボーっと眺める。でもこの工事、一生終わんないだろーなあ。1つ1つに時間がかかるから出来上がるころには他の箇所が改修工事を始めてそう。路面電車に轢かれて死んでしまったガウディは最後まで奇才っぷりを発揮していたみたいだけど、彼自身、ここまで世界中の多くの人を引寄せることを想像していたんだろうか。
ちなみに、内部はこんな感じ↓
サグラダファミリアのあとはこれまたガウディ設計のグエル公園へ。途中、同じくガウディ作のカサ・ミラを見つつ、メトロで行ったんだけど、メトロの駅から遠い遠い。
バルセロナの丘の上の方の街並みをクソ暑い中をアジア系っぽい青年(実はロンドン生まれ、ラテンの血が混じってる)と一緒に歩く。お互いに迷いたくないからってことで。しかし、地中海の都市だけあってカラっとした風が気持ちいい。舞台が違う場所ってことは知ってるけど、紅の豚とか魔女の宅急便の世界みたいだ。レンガ色に包まれた街、風になびく窓から干された洗濯物。道の向こうに見える地中海。いい景色だ。電線がない街は空が開放的で気持ちいい。
しかし、本当にこっちの人はスタイルがいい。背はスゲーデカイというわけじゃないんだけど、顔が小さいんだなー。鼻も高いからサングラスが似合う。足が長いからデニムが似合う。まあ、愚痴っても日本人の体形が変わるわけじゃないけど、天気がいい街でスタイルいい人が、陽気に会話しながら、気取らない格好で歩いていたら、そりゃー「コイツら幸せそうだ」って思えてくるかもしれない。でも、体形というより、やっぱスペイン人から溢れ出てるオーラがそう思わせるような気がする。やっぱオーラって重要だよな・・・というよーなことをその青年と話ながら、途中、耐えられなくなってビールを買って飲みながら向かう。あとは何を話したか、忘れたw
坂を上ってようやくグエル公園へたどり着く。
つーか、ここがバルセロナを巡った中で一番よかった。
ガウディ建築の公園、バルセロナの街の向こうに地中海が広がって見える。ホントに気持ちいい。昼寝をしてしまいそうだ。ガウディが住宅街として設計したグエル公園は、その当時こそ人々に受け入れられなかったみたいだけど、広場があったり、森があったり、こんな所に住めたらホントに楽しいだろうなあ。景色を眺めたり、ひんやりした空間で寝転がったりして3時間ほども居てしまった。
コイツ、案外デカイ。
ここはスゲーひんやりしてて気持ちイイ。
ガウディといえば、、、このモザイク。
ホントに気持ちいい空間だった。
帰りは、さすがに歩くのを断念してバスに乗ってカタルーニャ広場へ。
バスで思ったこと。1.譲り合いの心が根付いている。譲られる側も素直に感謝してる。(日本の場合は、譲ったものの、譲られる側が断り、気まずい空気が流れることがあるよねー)2.子供同士すぐ仲良くなる。3.子供が危なっかしいことをしても一定の線までは親は放任。人に迷惑をかけない限り。・・・どれも文化として根付かせるには日本はまだまだ時間がかかりそうだ。バスからの街並みを見てても、人々の暮らし方を見てても(シエスタなんて一般人は誰もやってない)スペインってゆー国から学べることって大いにありそうだ。
カタルーニャ広場のデパートでこのノートを購入し、一旦ホテルに戻り、買い物したものを放り投げて今度はミロの美術館へ向かう。旧市街の裏道を歩いていくと、初めて胡散臭い通りに出会った。フィリピン系の人々がたくさん集ってて、怪しい雰囲気。まあ、それでも怖さはやっぱりない。
フニクラ(ケーブルカー)でモンジュイックの丘を登る。このフニクラも10回パス適用内。無人運転のフニクラで上った先は山のてっぺんって感じではなく、市街地の延長のような雰囲気。通りを歩いていくとミロの美術館に到着。ガウディ、ピカソとはまた違う芸術の頂点。でも、どこかに似たものを感じたのは気のせいか。
で、来た道を戻り、フニクラの終点から今度はゴンドラに乗ってモンジュイックの丘のてっぺんを目指す。てっぺんには中世の頃には要塞として使われてきたモンジュイックの城がある。今でも砲台が残されているこの城は、バルセロナ市街地の地中海側にあって、さっきのグエル公園とは市街地を挟んで反対側にある。地中海、バルセロナ空港、工業港、旧市街、新市街、ティビダボの丘、バルセロナ郊外の丘が見渡せるこの場所、小説風の影でも言及されてたように、第二次大戦前のスペイン内戦時代には監獄となった、悲しい過去もある。
そんなモンジュイックの丘は今では観光地となっていて、スペイン人はもちろん、ヨーロッパ各国、アメリカ、アジア、アフリカイスラム系など本当に色んな国、民族の人が訪れている。バルセロナを旅行することになって初めてスペインの複雑な歴史(元イスラム圏とか、過去を踏まえた今のカタルーニャやバスクのポジションとか)を知ることになったし、ヨーロッパは今でこそEUで統一された感があるけど、歴史をたどるとアジアより複雑で悲惨な過去があることが分かる(白人同士とはいえ、宗教、民族、結構バラバラだ)。
そんな歴史を踏まえて、これだけ多くの民族の人たちが気軽に行きかう今のヨーロッパは日本よりも、そしてすでにその国に住む人としてのアイデンティティが強いアメリカよりも国際感覚が養われやすいんじゃないかなぁと思う。いやーそれくらい、いろんな言語をこの街では聞けたよ。
これがバルセロナの街(全部は入らない)。夕暮れ時の雰囲気もすごいよかった。
19時くらい(といっても陽が沈む気配はないけど)までのんびりして、次はまたカタルーニャ広場に戻り、今度はカタルーニャ鉄道(これも結局地下鉄)でティビダボ通りに向かう。そう、この通りは風の影の中で中心となるアルダヤの館がある。主人公もカタルーニャ鉄道でよくここへ向かっていた(しかし、完全にこの小説にはまってしまった)。
路面電車の時間は終わっていた(20:30、まだ明るい)けど、歩いて館のある32番地へ向かう。ティビダボの丘へ向けてなだらかな上り坂が続くこの辺りは、バルセロナの山の手らしく、伝統的で高級な館や現代建築のデザインハウスが立ち並ぶ。で、近所の住人がフラフラと散歩して夕暮れ時の風を満喫してる。
32番地は屋敷がコンサル会社のオフィスになっていた(豪邸がオフィスとはうらやましい職場環境で・・・)。
その辺を歩き回っているうちにようやく陽が沈んだので、またしてもカタルーニャ広場に戻り、相変わらず活気あふれるランブラス通り沿いにあるバル、EGIPTEで隣のやつとまたしてもテキトーに会話しながら、タパスとビール、VINOを奢り合いながらこれを書く。1ユーロ¥165、500mlのペットボトル¥330という強烈な円の弱さにはがっかりするけど、やっぱり現地に来てみないと感じられないことっていっぱいあるなあ。[23:30 EGIPTEにて]
[いいですね] shunzoさん、はじめまして。
タグのBarcelonaの文字に導かれ、見に来ました。
barcelonaにいかれたのですね〜、いいですね〜。
うやらましいのと、なつかしい〜。
barcelona、私も好きな街です。
私が、初めてbarcelonaを訪れたのでは、もう26年前の1982年です。
プロフィールを見たら、何と!、shunzoさんが生まれた年なのですね!
おまけに、誕生日がうちの息子と同じ日(年は違いますが...)
それに、息子の名前もshunなのですよ。
不思議ですね。
これだけ、重なるものがあって、びっくりです。 ^^
何かのご縁かと思い、近所登録させていただきました。
Posted by: akira | 09/09/2008 at 11:46 PM
[いいですね] akiraさん、ありがとうございます。
barcelona、とっても素敵な街でした。また行きたいですね。
1982,shun,5月10日,
縁、素敵です。
探したらまだまだ重なってるところが出てきたり、なんてw
今後ともよろしくです!
Posted by: shunzo | 09/11/2008 at 07:47 AM